「なぜ、お客様が来ないんだろう?」 と考えた時に読む話

最近、

「◯◯集客法」とか、

「◯◯せずに、◯◯する方法」とか

よく見かけるようになったなぁ・・と、思います。

 

そして、僕自身、

経営の壁を越えられず、苦労している方とコミュニケーションをとることが多くあるので

その重要性とか、「魅惑的な響き」みたいなものはすごく感じています。

 

セミナー講師さんに対して、
基本的には肯定も否定もしないというのが、自分のスタンスです。

 

傾倒をすると、周りが見えなくなるし

敬遠すると、世界が狭くなる。

 

ただ、実践をしている人は、尊敬しています。
肯定とか否定とかではなく、「大好き」という感覚に近いかも。

 

性別関係なく、それは、

「毎日 畑仕事をして、手にマメができたゴワゴワのおじいちゃんの手が好き」

みたいな感覚かもしれません。

 

 

セラピストの学校 校長の谷口さんも、ずっと地道な活動をしています。

彼がやっているポジションって、人から大絶賛されることは少ないかもしれないけれど

必要不可欠なサポートを続けていると感じます。

これだけ長くやっていて、今でも第一線って、すごいことだと思う。

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リウムの穂口さんも、地に足をつけながらセラピストに貢献している。

「きれいに作ったから終わり」というホームページ制作業者が多いなか、

セラピスト向けのホームページ制作会社として

「運営ノウハウ」を現場レベルにまで、わかりやすい形で落とし込んだ仕組みを提案し続けているのは、類稀(たぐいまれ)な気がしています。

だって、通常のWEB屋って、ここまでやらなくてもいいもん(笑
もうちょっと手を抜いても、利益はあがる。

それを、率先してやり続けているのはすごい。

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目立って「サロン経営講師です!」って主張していなくて、

セラピストや、サロン経営者として僕が尊敬しつつ、

「ぜひ、もっとセミナーとか、ノウハウの発信をしてほしいな」と感じているのは

サロン・ド・ピュアボディの大多和さん や、

アーユルヴェーダエステサロンのVERMAさん とか。

あと、京都の

モモズアロマルームさん や、

ふあり さん

 

そして、講師としてのスキルも高いはずなのに

講師活動をせずに現場で価値を提供し続けている

表参道のリフレクソロジーサロン Kaonさん

なにげに、Kaonの水谷さんのノウハウって、すごいと思う。

 

最後に、今でも尊敬しているのは

アリエッタの梅川春香さん

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もちろん、まだ何人も、素敵な人はいます。

 

でも、

(WEBとかで)目立って、セミナー活動や講師活動をしているわけではないのに

僕のなかで、いまでも価値が高い現場の人としては、数えるほどしかいないかもと思います。

まぁ、交流範囲が狭いだけですが(汗

 

あと、大好きなのに名前が上がらなかった方は、
セミナー講師活動をするスタイルじゃないと、僕が勝手に思っているのかもしれません。

みんなと一緒に羊の秘密組織を盛り上げていっているパチュリさんとか、
マヤ鑑定の先生はしたとしても、大勢の前で講師をしている姿がイメージできないな・・とか思ったり。

 

あ、現役バリバリで、講師活動を頑張っている方は、除外しています(汗
すみません。スターコーチさんとか、尊敬してます。

 

いかん、政治的なことに、文章を使いすぎた(笑

 

さて、本題。

 

なぜ、お客様が来ないんだろう?

と、感じた時、

 

あなたが頼る人とか、頼るものって、なんですか?

 

信頼できる人だったり

自信を持てる過去の成功体験だったり

思い切って買った成功哲学の本だったり

するかもしれません

 

そして、

「◯◯するだけで、

 売り上げが◯◯あがる

 たった◯ヶ月のすごい方法」

かもしれません。

 

 

繰り返しになりますが、肯定も否定もしません。

 

ただ、最近、自分が出会うセラピストさんのなかで、

そういったノウハウを渇望している人が多いのかも・・と、感じてはいます。

 

ノウハウを知りたくなる心理って、2通りあります。

1つは、探究心

もう一つは、漠然とした不安

 

このままでいいんだろうか・・・ とか

時代についていけていないかも・・ とか

やばい、先月よりも売り上げがさがっている・・ とか

 

そういった不安が心を染めると、

「自分が知らないノウハウ」を求めて、セミナーに参加するのかなって思いました。

 

セミナー自体は、僕も重要性を感じています。

もともと、ビジネススクールに通っていたし、

人から教えてもらうノウハウの価値は高いです。

 

ただ、

いろんなノウハウを聞いてみて

いろんな方と、サロンサポートを開業してから9年くらい話してきて

 

お客様が来ない理由って、

価値を提供していないからなんですよね

 


「なんでお客様が来ないんだろう・・」って考えるよりも

「最近、なんでお客様に価値を提供できてないんだろ・・」と考える方が

答えに近いような気がしています。

 

新しい技術が増えて、自分のスキルが古くなってきているから とか

WEBの状況が変わって、アクセスが全然取れなくなっているから とか

安売りサロンが増えて、高い価格帯の自分のサロンが選ばれにくいから とか

 

いろんな理由ってあると思うんですが、

すくなくとも、さっき挙げた方々から、そういった言葉を聞いたことがないのです。

 

不安もあるとは思いますが、

「どうすれば、新しい価値を生み出せるだろう」

「どうすれば、お客様に知ってもらえるだろう」

という、前向きな姿勢を見せ続けているように感じます。

 

時々、ざっくばらんな愚痴も語り合いますが(笑

 


 

でね・・

 

僕が好きな人や、サロンさんって、「価値のある無駄」が多い気がします。

 

経営の効率化を図るのなら、無駄は省くべきなのかもしれませんが、

効率化を図るなら、サロン業界にいるのはナンセンスなのかもと感じます。

 

だって、人を相手にしているから。

お客様は、無駄や矛盾まるけで、サロンに来るはずだから。

 

無駄を愛せるから、お客様を愛せているのかなって、感じる時があります。

 

効率的にするには、

花屋さんで言えば、売れ筋商品だけ並べればいいと思うのです。

 

「この季節は、ポインセチアしか売れないから、真っ赤に染めておけばいいか」

みたいな。

 

それって、一時は、効率的だし、利益もあがるかもしれません。

でも、お客様に届く価値って、さがっちゃうような気がしています。

 

なぜ、そう思うかというと、

商売の先端が、尖るからです。

 

尖った商売は、お客様に刺さるけれど、
お客様って、刺しちゃっていいのかなって、不安になります。

 

専門性を大事にしましょう

って、言いますよね。

 

僕も、専門性を大事にするのは大賛成です。

 

でも、

「これしかできない」のと

「これをやりたい」のとは

ワケが違います。

 

 

専門特化って、自分のなかの数あるスキルを棚卸ししていって、

本当に価値を感じていて、お客様に届けたくて仕方ないものを

前にそっと出すことだと思います。

 

自分のなかに、スキルが蓄積されていないのに

商売の先端を尖らせるのって、専門特化ではなく

限定販売な気がしています。

つまり、スキルの切り売りな感じ。

 

 

きっと、セミナー講師の方と話をしていても、感じるんじゃないでしょうか。

「あぁ・・この人は、これが本当にやりたいんだな」っていう方と

「おぉ・・この人は、実はこれしかできないんだな」っていう方。

 

否定的に聞こえてしまっているかもしれませんが、

どちらも、良いとか悪いとかではないと思います。

 

僕自身、「実はこれしかできない」という時期に、

ホームページをたくさん受注して、クレームをたくさんいただいた時期ってありましたし(汗

 

それは、そういうステージなんだから、仕方ない。

 


とはいっても、

真剣なビジネスサポートを必要としている時に、

「いま、これしかできないけれど、自分を大きく見せてます」みたいな方に出会うのは

経営的には損失になることもありますよね・・・

 

 

なので、最初の話に戻ります。

なぜ、お客様が来ないんだろう?

と、不安になった時は

どうすれば、価値を提供できるんだろう?

に、置き換えていく必要があると思います。

 

そして、『価値』を、別の表現にしてみると

「価値の高い、無駄」だと、僕は思います。

 

 

ホームページで集客をしたい人は、ぜひ、無駄なコラムをたくさん書いてみてください。

僕のブログも、直帰率90%の記事がたくさんあります。

でも、その情報を必要としている人にとっては、宝物だと思って書いています。

 

チラシで集客をしたい人は、ぜひ、100枚余分に印刷してみてください。

そして、

「こんなサービスを始めました! 絶対いいので、来てください!」という代わりに

「こんなチラシを作ったんだけど、内容伝わるかアドバイスもらっていい?」と聞いてみてください。

前者よりも、読んでくれる時間は長くなります。

 

動画で集客したい人は、ぜひ、一言しかしゃべらない動画を10本作ってみてください。

あなたが10分間しゃべり倒す1本の動画よりも、

無言の10秒の動画10本の方が、お客様は楽しいかもしれません。

 


そんなことを考えながら、

僕は、ホームページを作っています。

 

自分の考えが、100%正しいとは思っていません。

そう思えなくなったから、2009年でセミナー講師を辞めました。

 

受講生の方の価値観を、否定しなくちゃいけない瞬間が、嫌いになったのです。

「それも、ええんちゃう?」と、言っていたい。

 

頑張るのは、

”あなたを変えるのに必死な僕” じゃなくて

”変わりたいと思っているあなた” だから。

 

 

うまくいっている人も

うまくいっていない人も

 

調子がいいときも

調子がわるいときも

 

「それ、超いいっすね」とか

「それ、まずいっすね」とか

笑いながら、可能性を探っていたい。

 

あなたの無駄のそばにいられたら、僕は幸せです。

 

テキストしかない長文、

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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