サロンのホームページやパンフレットで使用する写真を撮影する際に、
プロのカメラマンに依頼する方もいると思います。
写真には、本当にこだわった方がいいと思うので、
資金に少しでも余裕がある方は、ぜひカメラマンさんに撮影してもらってください。
最初に、3万〜5万円くらいの費用が必要になるかもしれませんが、
その写真は、ずっと使い続けることができるので。
そして、早めに写真を撮影して、ホームページにも、パンフレットにも同じ写真を使い始めると、
その写真 = あなたのサロン
という、ブランドキャッチになります。
いい写真は、ぜひ早めに撮影するようにしましょう♪
プロのカメラマンに依頼する時に、必ず伝えること
写真撮影のプロに口出しをするのって、なかなか勇気がいることかもしれません。
実際に、以前、男性のカメラマンさんに依頼をしたところ、
要望を伝えるのが怖くて、希望の写真を結局撮影してもらえなかった・・・といったケースもありました。
それでも、以下の点は必ず伝えるようにしましょう。
必ず、横の写真も撮影してもらう
カメラマンが人物を撮影する時、ついつい縦長の写真を撮影したくなります。
バストショットという、胸元から上の写真を撮影するのに慣れているからだと思います。
けれど、サロンのホームページに使う写真は、どちらかというと横長の写真が多いです。
例えば、ホームページのトップに配置するキービジュアル。
これは、ほとんどの場合、横長です。
写真: 東京のアーユルヴェーダサロン VERMA様
写真: 東京のヒプノセラピーサロン Uriel Japan 〜ウリエル ジャパン〜 様
写真: タントラヒーリングサロン Sacred Temple様
縦長の写真も、活用する場所は多いのですが、
同じ写真を、横長でも撮影してもらうように、できるだけ伝えてみましょう。
また、横長で撮影する場合は、そのままの比率で使用することはほとんどありません。
上下を切り取って、トリミングをして使います。
なので、できるだけ横いっぱいを意識して、
上下の部分は捨てる感じの写真を撮影してもらいたいところです。
実際の写真
写真: 名古屋のほぐし&ロミロミサロン rubbing 〜らびんぐ〜 様
ホームページのメインで使用した写真
できるだけ、午前中〜昼過ぎあたりで撮影する
写真撮影は、できるだけ早い時間の方がオススメです。
なぜなら、夕方からの撮影だと、時間によっては日が沈みゆくからです。
撮影している最中に、どんどん赤みや色合いが変わって行く。
そうすると、使用段階で色の調整が必要になってきますし、
ツールを作る時に、デザインの整合性が取りにくくなってしまいます。
また、薄暗い時間に、照明やストロボを使って撮影すると、「強い光」の写真になります。
バウンスという手法もあることはありますが、どうしても影がくっきり出てしまったり、
不自然な色合いになってしまうこともあります。
本当に腕のよいカメラマンさんであれば、明かりを自在に操るので、
その辺りは気にしなくてもいいかもしれませんが、
サロンの雰囲気を上手に伝える時に、
自然な明かりが一番「ふんわり」しているのは、間違いないことだと思います。
なので、撮影時間はできるだけ早めに設定するようにしましょう。
必ず、色合いのイメージを伝える
実際の写真撮影が始まり、数枚ほど撮影した段階で写真を見せてもらいましょう。
自分にぴったりのカメラマンさんに出会うことができていたら、
その段階で、「わぁ〜、きれい!」という感想を持つはずです。
けれど、どこか、違和感を感じたとしてたら、ほとんどの場合は、「色味」です。
カメラマンの多くは、構図のプロです。構図で失敗していることはほとんどないと思います。
ですが、色味は、カメラマンによって好みがあります。
特に、商業カメラマンさんですと、「いかに、はっきり撮影するか」ということに意識が行きがちなので、
色合いも、はっきりくっきりしている場合があります。
そんなときは、色合いだけでも伝えるようしましょう。
「明るめが好きです」
「空から天使が降ってくるイメージで」
「白い光に包まれているような感じで」
抽象的でも、ぜんぜん問題ありません。
あなたの持っているサロンのイメージを伝えることが、とっても重要です。
写真撮影を検討している方は、ぜひ、参考にしてみて下さい。
そして、こんな素敵なカメラマンさんもいらっしゃるので、ご紹介させて頂きます♪
写真: プロフィール写真の人柄写心家 Tsugu様
(・・・あ、弊社でも撮影は請け負っています 笑)