巷で話題になっている「GoogleMapが表示されなくなるかも事件」
でも、自分のホームページは表示されてるし・・・
難しいことはよくわからないから、まぁいいか・・・
的になっているサロンオーナー様もいらっしゃると思います。
今回は、GoogleMapのAPIキーについて説明します。
まずは、Googleの該当部分の引用から
Standard Plan Updates
Google Maps APIs Standard Plan updates implemented on June 22, 2016, are as follows:
要約すると
という感じです。
どんな人が、GoogleMap非表示の対象になるか
まず、2016年6月22日より前に公開していて、GoogleMapを埋め込んでいるホームページは、
基本的には対象になりません。
おそらく、新規オープンのサロン以外のホームページは、概ね正常に表示され続けると思います。
ただし、GoogleMapを使った別の何かのサービスを使用している場合は、
そのサービス自体が停止をして、表示できなくなる可能性もあります。
例えば、「ポケモンGO」のように、
地図と位置情報を駆使したサービスを提供する場合。
GoogleMap側としては、無料でバンバンサービスに使われても困るわけですね。
なので、GoogleMapにアクセスできる上限回数を制限するとともに、
超過分については、1アクセスごとに課金して行くプランとなります。
また、一般的なホームページの例としては、
GoogleMap側が、今後APIキーを埋め込んでいるサイトを優遇することも考えられるので
新しくリリースされた機能が使えなくなるという弊害は出るかもしれませんし、
APIキーが埋め込まれていない場合は、優先的に広告を表示するなども、もしかしたら出てくるかもしれませんね。
なんにしても、
数年前からホームページを持っていて、GoogleMapを埋め込んでいるだけのサロンさんは、
基本的にはGoogleMapは表示され続けると考えて大丈夫です。
もし
営業)「GoogleMapが表示されなくなるって、ご存知ですか?
今なら有料プランが〜・・」という営業電話がかかってきたら
サロン)「あー、2016年6月22日あたり以降に作成したホームページだと
APIキー(えーぴーあいきー)が必要っていうやつですね。
それ以前にウェブマスターツールとかGoogleのアクセス解析とかに登録してたりしたら大丈夫のはずですが、何か追加の情報知っていますか?」
と、逆質問してみましょう。
営業)「はい。アクセス数の上限が制限されたので、表示されなくなる場合があるんです。
地図が表示されなくなったら、大変ですよね。どうされますか?」
とか聞かれたら、
サロン)「私の知っているサロンの中で、1日に25000アクセス以上あるサロンを知らないんですけれど、
御社のクライアントでは、そんな世界的に人気なサロン様があるんですね!
ぜひ、勉強させていただきたいので、サロンのお名前などを教えていただけますか?」
と、畳み掛けてみましょう。
まぁ・・・・・・ただ、
なんらかの理由で表示されなくなった場合や
GoogleMapが表示されないと非常に困るというサロンさんは、
今のうちにAPIキーを埋め込んでおくと安心ですね。
GoogleMapのAPIキーを埋め込む方法
GoogleMaps APIのページに移動します
https://developers.google.com/maps/?hl=ja
今回はホームページに埋め込むので、「ウェブサービス」を選択します。
色々書かれていますが、ページの上部に「キーを取得」というリンクがあるので、こちらをクリックします。
なにやら説明が出ますが、確認をして「続ける」をクリックします。
ここでは、すでにプロジェクトがある場合はリストが出ますが、
初めての場合は、「プロジェクトを作成」のまま、「続行」をクリックします。
少し時間がかかりますが、プロジェクトが作成されるので、名前をつけます。
このままだと、誰にでもこのキーを使われてしまうので、
特定のサイトからのアクセスだけに制限するようにしましょう。
今回は、ホームページに貼り付ける用なので、「HTTPリファラー」を選択します。
どのサイトからのアクセスを許可するかの部分に、使用するホームページの情報を入れます。
例えば、僕のホームページのみなら
*.healing-solutions.jp/*
とします。
「*」マークは、「何か」という意味なので
https://www.healing-solutions.jp でも
http://test.healing-solutions.jp/test/ でも
認識されます。
すると、APIキーが作成されます。
ホームページの方には、こんな形で埋め込みます。
<script src=
"https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=XXXXXXXXXXXXX"
></script>
これを、head内や、任意の場所に貼り付けることで、APIキーが認証されます。