最近、ロリポップからこんなメールをもらっているサロン様も多いと思います。

2015年11月9日 – 【全プラン】
新サーバーへの事前移設受付のご案内

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・・・サーバーって何?

・・・ホームページが見れなくなるっていうこと?

・・・キャンセル不可ってどういうこと?

 

という不安を持っている方も多いと思うので、

ロリポップの新サーバーへの事前移設というのは、どういうことか

わかりやすくまとめてみます。

 

こんな内容について書いていきます

  • ホームページが止まるの?
  • メールは消えるの?
  • 申請しないとどうなるの?
  • どんなメリットがあるの?
  • でもデメリットもあるんでしょ?
  • 結局、なにをすればいいの?

 

 

ホームページが止まるの?

結論から言うと、「止まる」そうです。

つまり、新しいサーバーにロリポップが移してくれている間は、ホームページを表示することができないようになります。

移設中はサイト表示が行えなくなりますため、
事前移設を行うことで、アクセスが少ない夜間等お客様のご都合の良いタイミングで移設が可能です。

■移設に必要な時間

ご利用のサーバーのデータ量やファイル数によって、
数分から最大で1日程度のお時間が掛かります。

https://user.lolipop.jp/?mode=account-relocation

つまり、たくさんのファイルを引越ししないといけない場合は、

数分から1日程度は、ホームページが止まるということです。

 

なので、事前受付なんですね。

「深夜の、この時間帯のうちに引越しを終わらせてー!」という要望にお応えしますよーということです。

 

また、一度新サーバーに移行を申し込んだら、キャンセルはできないようです。

ロリポップとしても、新サーバーに全員を早く移したいところだと思うので

留まり続けるための方法は排除している感じです。

 

特に、日中はアクセスや売上が見込める方は、事前受付をして、
深夜の時間帯に引越しを終わらせておく方がいいかもしれませんね。

 

ちなみに、僕が申請を行った時は、1時間くらいで「終わりました」という連絡が来て、

その間止まったという感覚はなかったです。

「どのタイミングで、更新したんだろう・・?」と、思ったくらい。

皆さんがそうだとは限りませんが、データ容量が比較的軽い場合は処理も早いようです。

 

メールは消えるの?

メールは、消えないようです。

■移設の対象

事前移設ではWEBサーバーが移設対象となり、メールサーバー、データベースサーバーに変更はありません。

https://user.lolipop.jp/?mode=account-relocation

そのほか、データベースも消えないということなので、

「ホームページが見れなくなる」という影響以外は、エンドユーザー(お客様)には影響がないようです。

 

 

申請しないとどうなるの?

順番に、勝手に移設されるようです。

事前移設を行わなかった場合、2016年に順次行われる移設メンテナンスにて、新サーバーへ移設されます。

つまり、「ホームページが一時的に見えなくなる時間帯をコントロールできない」ということになります。

ホームページがしばらく見れなくても問題ないというお店は、特に意識をしなくてもよさそうです。

 

 

どんなメリットがあるの?

新サーバーに移設することで、

より快適なサーバー環境を提供する

とのことです。

ただ、この恩恵を受けるのは「スタンダードプラン以上」になりそうな予感です。

 

新サーバーでは、従来の37倍速いと言われたりしてる

モジュール版PHP」という機能で、さらに処理が早くなるPHPを使うことができますが

ライトプランではそもそもそれが使えません

 

多少の改善は行われると思いますが、ライトプランのユーザーにとっては劇的な変化はなさそうです。

スタンダードプラン以上のユーザーにとっては、「いつのタイミングで早くするか」という問題だけのようなので

早めに移行するにこしたことはありません。

 

でもデメリットもあるんでしょ?

デメリットとしては、サーバー接続情報が変わります。

■変更される情報

移設完了後は以下の情報が変更されます。

  • サーバー番号
  • FTPSサーバー
  • アクセスカウンターの設置用タグ
  • 各言語のパス
  • SSHサーバー(スタンダードプラン・エンタープライズプランのみ)

FTPソフト/SSHソフト/アクセスカウンターをご利用中のお客様は移設完了後、設定変更や再設置が必要です。

https://user.lolipop.jp/?mode=account-relocation

 

ここが、一番大事なポイントになりそうです。

FTPSサーバーが変わるということは、一部のユーザーにとってはFTP接続のための設定も変更となります。

通常のFTP接続を行っているユーザーにとっては、影響がないかもしれませんが

FTPS経由でサーバーにファイルをアップロードしている場合は注意が必要です。

 

とはいえ、全体的には、より快適なサーバーを使うことができるというメリットのほうが大きそうです。

この辺りは、「接続できない」というだけなので、

エンドユーザーにとっての大きな影響ではなさそうです。

サーバーが新サーバーに移設された後に、設定をゆっくり変更すれば問題ありません。

※一部、CGIなどを使っているユーザーは、CGIのパスが変更になる恐れもあるので要確認

 

結局、なにをすればいいの?

何をすればいいかわからないユーザーさんは、待ちましょう

待っていても、新サーバーに自動的に変わりますし、頻繁にホームページと向き合っているわけではない人だと思うので、ホームページが多少(数分〜1時間程度)止まっても影響がない範囲だと思います。

 

ただ、

ホームページが止まるのが困るという方は、事前予約を行うようにしましょう。

 

いずれにしても、ホームページは一時的に表示されなくなります。

そのタイミングをコントロールするかどうかだけの問題のようです。

接続については、接続できなくなったら設定を変更すればOK。

 

まとめ

サーバーの設定変更・・とか聞くと

ハラハラしますよね。

 

データが消えるんじゃないかとか

ホームページがおかしくなるんじゃないかとか。

 

今回の新サーバーへの変更では

データは消えないし、ホームページは一時的に表示されなくなるだけのようです。

 

申告をしなかったから、契約がなくなるとか、ホームページがおかしくなるということではないので

まずはご安心を。

 

それでも心配な方は、

お近くのホームページ屋さんへお問い合わせください。